「痔」の手術の際のこころ構え。手術体験談。

「痔」の手術の際のこころ構え。手術体験談。

こんにちは! プログラマのSZKです。

以前からお尻に違和感(長時間立っていると痛みが出る)があったんですが、少し休んでいれば自然に治っていたので「こういうこともあるんだな」と受け入れていました。

しかし、今年に入ってから、その痛みが非常に大きく、自然に良くなる事もなくなり、市販の軟膏を塗っても一向に改善されません。

「これは本気で何とかしたい…」と、肛門科のあるクリニックに行ってみたところ「内痔核3度と2度です」と診断されました。

なんと、まさか痔だったとは……。確かに、思えば肛門の周りがぷにぷにしてたんですよね。よくよく考えてみれば、これが普通なわけがなかった!「薬以外の治療には、切る方法と注射があります」と言われ、いかにも効きそうな軟膏を処方されました。

切ったり注射は最終手段で、「これ(軟膏)で治るのかな」と軽く考えていました。

でも、全然良くならない。薬が切れても、ぷにぷには変わらずそこに居る。毎日、何度も指で押し戻すしかない。どうも痔は薬じゃ治らないらしく、切除するか、ジオン注射(ALTA療法)しかないようです。

切除かぁ……怖いよう(涙)。

しかし、それなら「完治させたいなら、切るしかないですよ」とはっきり言って欲しかった! このぷにぷにを押し戻す生活を今後も続けるのは、無茶苦茶ストレスです。それなら、多少の痛みなら我慢して、根治させてしまった方が良いと思い至り、大きな病院で手術する事にしました。

どうも、軽めの痔ならば、切除でも日帰り入院が可能なようです。大きい痔(内痔核3度)は切除、小さい痔(内痔核2度)はジオン注射で硬化させる(かも?)という方針で進める事になりました。

手術の前日は、下剤を飲んで寝ます。起床後、排便を済まし、新レシカルボン坐剤を2個投入し、15分我慢した後に排便を済まします。そして、9時に入院手続きをしました。大部屋に通され、病衣に着替え、検温や血圧を測りました。そして、まさかの点滴の開始。食事や水分が取れないから、点滴するしかないという感じなんですかね。手術は13時開始という事だったので、それまでダラダラしてました。確かに空腹は感じなかったですね、点滴すごい。

13時、手術用の紙パンツを履いてから、看護師さんと手術室へ。ちょっと緊張します……。ベッドに座り、心拍などのモニタリングを開始。そして麻酔が始まります。サドルブロックという麻酔で、下半身の短時間の手術に使う麻酔のようです。

背中に針を刺され、何度かビクンビクンした末に、麻酔が効き始めます。麻酔が効いているかは、冷たさを感じるかでチェックするんですね。

そして、ジャックナイフ位を取り、切除が始まります。

ここから先は、大きな痛みもなく、何をやっているのかは良くわかりませんが、時折焦げ臭い匂いがしてきたり(気のせい?)、繰り返されるお腹の張りを我慢しながら、約30分程で手術が終わりました。「切除したのを見ますか?」と聞かれたので、せっかくなので確認。

さよなら、俺の痔核……。

思ったより小さかったですが、これが肛門にあると思うとあなどれない大きさです。切除とジオン注射を行ったと説明を受けました。

手術後はストレッチャーに移動させられ(アニメや映画でよく見る視点!)、大部屋まで戻ります。2時間安静にし、麻酔が切れて排尿を確認できたら、退院です。費用は約4万円ほどでした。

それではまた!